■ ID | 592 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 最終処分場における透水性反応壁の基礎研究 |
■ 著者 | 河村陽介
早稲田大学理工学部 香村一夫 早稲田大学理工学術院 磯部友護 埼玉県環境科学国際センター 川嵜幹生 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)全国都市清掃会議 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第28回全国都市清掃研究・事例発表会、平成19年2月2日 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物最終処分場で廃棄物の飛散防止や悪臭対策として用いられている覆土を浸出水の浄化資材として利用するため、埼玉県内の関東ローム層の土壌におけるヒ素化合物の捕捉特性を評価した。ヒ素を含む模擬浸出水を用いて複数の土壌におけるヒ素の捕捉量の変化を調査した。
その結果、火山灰土壌が最も捕捉能が高いことが明らかにされた。また、捕捉量は浸出水の通水速度やpHによる影響を受けるが、塩類濃度の影響は非常に小さいことが明らかにされた。さらに、ヒ素の捕捉量は土壌のリン酸保持容量と相関を有することが明らかにされ、リン酸保持容量を求めることにより効率的な土壌選定が可能であることが示された。 |
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